仕事についてもう少し詳しく

Aboutから飛んできていただきありがとうございます。
(もちろんそうでない方も)
「About」ページにあった、assembleについての話をもう少しだけします。

 

いま「デザイン」と呼ばれる仕事の範囲がすごく多様化しています。「グラフィック」だけ、「Web」だけというご相談は少なく、お悩みによっては打ち合わせすることで「最初の依頼はWebサイト制作だったけれど、実は違う手段のほうが解決できる」ということに気づくというケースもあったりします。

もちろんお客さまの作りたいものですから尊重するのですが、本当の目的地に行くためにはこちらのほうが良いですよ、というご提案をすることもあります。自分では気づけない悩みの解決方法を一緒に考えていくこともデザインだと考えています。

 

そんな対話(コミュニケーション)を経て出来上がったものは愛着がわきます。そしてどんどん知ってほしい、見てほしい、持って帰ってほしいという情熱につながります。結果それは長く愛されるものになるのです。僕はそういうモノや環境や状況をデザインの力でつくっていきたいと思っています。

 

 

写真は先日京都のdddギャラリーで開催された『組版造形 白井敬尚』展で見た、アドリアン・フルティガー作の名書体『Univers』の原字です。assembleのロゴはこの書体を使っています。これについては語りたいことが多いので別の投稿にしますね。